FC2ブログ

ソース接地回路(30)

ここまででソース接地回路の周波数特性は、DCゲインを持つ理想増幅器と抵抗 RL
容量 Cdb + Cgd が作るRCフィルタにより構成される特性であることがわかりました。
そこで、この特性をボーデ線図で見てみます。

ele10_67.jpg

単純なRCフィルタの特性(RCフィルタとは?(17))と2点違いがあります。

一つは周波数が低いときのゲインが 0dB ではなく、DCゲイン(=gm×RL)になっていること、もう一つは周波数が低いときの位相が0°ではなく逆相を示す180°になっていること

です。位相は 180°から90°遅れていきますので、高周波数での位相は90°になります。
なお、RCフィルタ(正確には電気回路)では遮断周波数と言っていた -3dB 下がる周波数ですが、電子回路(正確には自動制御理論)では、(pole)と表現します。
ちなみに極の位置ですが、RL が数十 kΩ から数百 kΩ、Cdb が数百 fF から数 pF、
Cgd が数十fFから数百fFですので、ざっくり言って数 MHz から数十 MHz に来ます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

いま何時かにゃ~
これまでの来場者数
単語の検索はここで
プロフィール

たみひかのろ

Author:たみひかのろ
見にきてくれてありがとう
目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

ツリーカテゴリー
リンク
一休みにどうぞ
by mitti0