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8Tr2段オペアンプの設計(18)

最後に IREF 端子があるダイオード接続のトランジスタからのノイズがどうなるかです。

厳密に言うと電流源回路からのノイズが IREF 端子からオペアンプの中に入り込み、さらにダイオード接続したトランジスタのノイズが加わります。しかし、通常この2つは無視して構いません。テイル電流源に伝わったノイズはテイル電流源自体のノイズが無視できるのと同じ理由で、出力段に伝わったノイズは出力段自体のノイズが無視できるのと同じ理由で無視できるからです。

ele11_58.jpg

以上一つ一つ見ていきましたが、8Tr2段オペアンプの出力ノイズは入力段のソース接地回路の部分だけを考慮すればいいことが分かりました。さらに言うと、そのノイズ対策がソース接地回路のノイズ対策(ノイズ(13))と同じになります。つまり、

 入力トランジスタ:Lの値をできるだけ小さく、W の値をできるだけ大きく(ただし WL はできるだけ大きく)
 カレントミラートランジスタ:Lの値をできるだけ大きく、W の値をできるだけ小さく(ただし WL はできるだけ大きく)

が8Tr2段オペアンプのノイズ対策ということになります。
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目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

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