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8Tr2段オペアンプの設計(21)

β は帰還量と呼ばれる正の値で、出力信号のうちどれくらいを入力に戻すかを表すものです(すべて戻すと β=1, 何も戻さないと β=0)。例えば、増幅率2倍の非反転増幅回路では β=1/2、増幅率3倍の非反転増幅回路では β=1/3、出力とオペアンプのマイナス端子を接続したボルテージフォロアでは β=1 です。
ele11_61.jpg
A は増幅率を表しますが、正確には位相の情報も含まれた値です。これらを合わせると 1+Aβ=0 の状況は、A = -1 * 1/βと書き直すことで、

増幅率 A が 1/βで、出力電圧の振幅が 入力電圧のそれに対して 180°遅れているとき(-1 の部分)

ということになります。実際には、増幅率 A が 1/βの際、出力電圧の振幅が 180°以上遅れていても不安定になります。
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目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

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