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8Tr2段オペアンプの設定(22)

そうすると次の質問として、179°遅れたらどうなるのでしょうか?

理論的には発振にはなりませんが、実際には使い物になりません(あとで波形を出します)。では、178°なら? 177°なら?…とどんどん戻してこれなら実際に使えるという位相まで戻すことになります。このように発振の基準である 180°からどれだけ戻ったか(どれだけ離したか)を表す数字を位相余裕といいます。例えば、150°まで戻したなら位相余裕は 30°(=180-150)、113°まで戻したら位相余裕は 67°となります。

 あとは、”実際に使える“をどのように確認すればいいか、です。よく使われる方法は、ステップ応答と呼ばれるものです。このステップ応答は実際の評価もできるため、設計の確認にも使うことができます。ステップ応答は確認したい回路の入力に、その名のとおりステップ入力(電子回路では矩形波入力を用います)を入れた際の出力を確認します。

ele11_62.jpg

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目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

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