FC2ブログ

8Tr2段オペアンプの設計(23)

実際にボルテージフォロア(回路は 8Tr2段オペアンプの設計(19) のものです)でシミュレーションを用いて確認した例を掲げていきます。

まずは出力電圧の位相の遅れが 180°以上の場合です。
ele11_63.jpg
見てのとおりまさしく制御不能の状態です。正確に言えば、ステップ入力がされるとオペアンプの増幅率が A=1/β(ここでは A=0dB)となる入力周波数で振動をはじめ、とまらなくなっています。

次に、180°から 170°までの波形です。
ele11_64.jpg

振動しているため使えませんが、170°に向かうに従って徐々に振動が収まっていくのがわかります。

最後に、位相余裕の基準としてよくある 150°(=位相余裕 30°)、135°(=位相余裕 45°)、110°(=位相余裕 70°)、さらに余裕を持たせた 100°(=位相余裕 80°)の波形です。
ele11_65.jpg

150°になると振動がかなり速く収束し、110°まで来ると振動自体がなくなります。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

いま何時かにゃ~
これまでの来場者数
単語の検索はここで
プロフィール

たみひかのろ

Author:たみひかのろ
見にきてくれてありがとう
目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

ツリーカテゴリー
リンク
一休みにどうぞ
by mitti0