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8Tr2段オペアンプの設計(28)

詳細がそろいましたので、2極+1ゼロ点のボーデ線図を描きます。8Tr2段オペアンプの設計(19)で設計した回路に負荷容量 3pF をつけた場合のシミュレーション結果です。

ele11_70.jpg

DC ゲインが普通より多く 100dB 近くあるためか、第一極(青の端子由来)の位置が低周波に来ています。ここで注目してほしいのは位相が180°遅れた周波数でのオペアンプの増幅率です。たどると +20dB(=10倍) あたりですので、発振条件 1+Aβ=0 からすると、β=1/10 より大きい負帰還回路では発振してしまいます。“β=1/10 より大きい”とは、8Tr2段オペアンプの設計(21)で見たβの定義から、例えば非反転増幅回路なら“負帰還回路全体の増幅率が 10 倍以下のものすべて”になるので、ほとんどすべての回路で発振してしまうことになります。
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目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

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