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8Tr2段オペアンプの設計(31)

 第1の極は 8Tr2段オペアンプの設計(28)で見たとおり、入力段由来のものです。抵抗成分を変えることはやはり難しいため、容量成分を増やすことでより低い周波数に移動させます。しかし、その容量の値はもともとの寄生容量分 ACpc が大体数十pF であることから、単純に青の端子と電源間に容量を接続して対応しようとすると数百 pF 以上が必要です。数百pF は IC の大半をこの容量が占めてしまうほどの大きさで、普通許容できません。そこでミラー効果を逆に利用し、出力段の入出力間に容量を接続することで、容量の値を出力段の増幅率分の1(=1/A)に下げます。こうすれば、接続する容量を数 pF に下げることができます。
ele11_73.jpg
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目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

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