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8Tr2段オペアンプの設計(32)

 早速ミラー容量をつけて第1の極を低周波側に移動します。なお、ミラー容量をつけた際の第2の極ですが、極分離(Pole splitting)と呼ばれる現象が起きるため高周波側に移動します。

ele11_74.jpg

この極分離は、出力段側のソース接地回路に対してミラー容量が負帰還経路となるため、オペアンプ出力での位相の遅れが出力段の入力端子に戻り(正確には、位相の遅れに対応する電流がミラー容量を経由し、入力段のドレイン抵抗に流れることで、対応する入力電圧を発生させる)、出力での位相の遅れを修正されるために起こると考えられます。

ele11_75.jpg

極分離の参考資料
http://www.elab.ntua.gr/analogVLSIcircuits/opamp.pdf
4ページ下から周波数応答があり、ミラー容量による位相補償の考察が書かれている
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目標であったオペアンプの設計に6年かけて到達しました。ここからは応用的な内容を書ける限り書いていきたいと思います。

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